DAM BLOG
恐竜の里 天君ダム
2013年8月13日
天君ダムは、熊本県上益城郡御船町にある洪水調節専用のダムです。
付近から恐竜の化石が出たことで有名なダムです。
日本で初めて発掘された肉食恐竜「ミフネリュウ」の化石は、ダム脇の露頭から発見されました。
化石が出たのは、管理棟から見て対岸の露頭とのことなので、右岸の岩壁あたりでしょうか。
太古の昔には全長10m級の肉食恐竜がこの辺をほっつき歩いていたんですね。
くわばらくわばら。
クレストの青いラジアルゲートが特徴的です。
操作盤あたりも、とっても青いです。
操作盤はゲート付近にあります。
何やら怒っているように見えます。
常用の吐水口からダバダバ吐いています。
下流側はとてものどかな田園風景です。
放流を見るため、左岸の斜面を下ります。
道無き道ですが、きれいに草が刈ってあるので、歩くのはそれ程大変ではありません。
下流には何やら小屋があります。
ぐるりと回りこんで堤体が見えてきました。
バルブを真正面に見据えると少し恐怖を感じます。
ハウエルバンガーバルブでしょうか。
ダムのバルブといえば、すごい勢いで放流するイメージなのですが、このダムではいつもダラダラと水を流しています。
直下から見上げると、なかなか勇ましい姿です。