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瀬戸石ダムで魚道観察
2013年6月18日
瀬戸石ダムは、日本三大急流の一つ球磨川にある発電専用ダムです。
発電専用ダムらしく大きなローラーゲートを備えています。
ゲートの高さだけで14mもあります。
発電設備は地下にあります。
水車を釣り上げるでっかいクレーンも見えます。
発電専用ダムはメカメカしくて格好良いです。
雨降り後で中央のゲートから放流しています。
なかなかの水しぶきです。
一番左岸寄りのゲートだけフラッシュボードが設けられているようです。
上流側の様子。
ゲートの頭がチョンと見えます。
水位満タンです。
瀬戸石ダムには魚道が設置されています。
アイスハーバー型魚道と呼ばれる形式で、コの字型の隔壁で仕切られた小さなプールが連続しています。
魚道の全長は430mあり、そのうち300mはトンネルの中にあります。
トンネル式魚道としては日本最大級だそうです。
トンネル内の魚道はダム脇に建つ「川のとっとっと館」で見学することができます。
見学窓から覗くと、ナマズがフラフラと泳いでいました。
ナマズのようなどんくさい魚でも遡上できる魚道にとても感心しました。